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【高円寺】大人が行く高円寺ストリートのおススメ5選。

グルメやカフェ・雑貨やカルチャーが集まる、夢と活気にあふれる街、高円寺。
JR高円寺駅から阿佐ヶ谷駅方面へ広がる高架下に、昭和感あふれるレトロな飲み屋街があります。
今回は、居酒屋やバー、スナックが立ち並ぶ「高円寺ストリート」をご紹介します。
沢山のお店があるので私が行った話題のお店や、ストリートの空気感などもお伝えしたいと思います。

夕方17時台から動き出す夜の街

高円寺ストリート案内板

まずはストリートの案内図をご覧ください。いつからあるの?思ってしまうこの蛍光灯の看板に歴史を感じませんか?

高円寺から阿佐ヶ谷にかけて1番街から7番街まで高架下に広がっています。
全てのお店が書いているわけではなさそうですが、参考にしてみましょう。

居酒屋やスナック、バーが多いので、ランチ営業している定食屋さんもありましたが、基本的に昼間はほとんどシャッターが閉まって静まり返っています。

高架下で太陽の光が入らず、古そうな電灯が道を照らす薄暗い印象でした。
奥のほうに駐輪所があるので、駅の往復で使う住民と思われる人たちが歩いていました。

高円寺ストリート

17:00からオープンするお店が多いため、日が暮れてくると街の様子が一片します。
まるで「千と千尋の神隠し」のようです!

店外に簡易的に作られた席でお酒とおつまみとお喋りを楽しむ若者たちを見ると
いよいよ街が目覚めたとわくわくしてきますね。

もちろん若者たちだけではありません。いろんな年代の大人たちが集まっています。
ひとまずどんなお店があるのか散策してみると、
賑わいを見せる店もあれば人が少なくまったりとできる店もありますが、
その中での話題のお店やふらっと入ってみた店を紹介していきましょう。

0円の餃子が何皿も食べられる!?「餃子処たちばな」@3番街

餃子処たちばな

最もにぎわいを見せている高円寺ストリート3番街で唯行列をなすお店がありました。
最初にご紹介するのはこちらの「餃子処たちばな」

0円で餃子が食べられると、メディアでも紹介されていたので有名なお店なんでしょうが、実際どんなものなのか入店してみました。

まずは「0円餃子」の仕組みをお伝えしましょう。

ドリンク1杯注文につき、餃子が1人前(5個)無料になるというシステムです。

例えば、2人で入店してドリンクを全部で4杯注文したとしたら、4人前の餃子が無料になります。10杯注文したら10人前の餃子が無料になり、要するに「飲んだ分だけ餃子が無料になる」ということです。

ホントに何回でも頼めるのかと二度も聞いてしまいました(笑)

ちなみにお腹いっぱいだったら無理に頼まなくてもいいし、
ドリンクはいらないけどもっと食べたい場合は、1人前250円で注文することも出てきます。

高円寺餃子たちばな

なんと!鉄板のままでてくる羽根つき餃子。
注文したらその場で作り始めるので、出来立てアツアツジューシーです。

厨房がカウンター席から良く見えて、餃子以外も注文が入ってからその場で調理しているのでとても食欲をそそります。
次回はほかのメニューも頼んでみたいと思いました。

100円の中落ちで客寄せ「まぐろんち」@6番街

高円寺まぐろんち

またまた看板に釣られ入店したのが、6番街に位置するこちらのお店「まぐろんち」
ここは人気店の一つ。17:00過ぎに入りましたが予約の人もたくさんで、18:00では満席でした。

マグロの中落ち

なんと、マグロの中落を100円で注文することができるのだ。
どうせ小鉢レベルの小さいサイズなんでしょ?なんて思うのは大間違い。

まぐろの中落ち

いや、100で結構なボリューム。
しかし、これを注文するにはもちろんルールがあるのです。
一つのテーブルにつき一皿までの注文で、人数分のおつまみを注文するという条件が付いています。
せっかく「まぐろんち」という店名なのでマグロ料理を注文しました。

まぐろんち盛り

まぐろのお刺身

本日の厳選されたマグロを盛り合わせた【まぐろんち盛り】
手前から 赤身 中とろ ほほ 脳天 ホタテ 赤海老
好みはありますがこの中では中とろが一番おいしかったです。

まぐろの竜田揚げ

まぐろの竜田揚げ

ところで、店員さんはみんなお洒落に見えます。
とくに女の子は髪やメイクが個性的でかわいいです。
黒のマスクで統一していて、マスク越しでも笑顔で元気に接客しているのがわかり、とても印象がよかったです。

スタッフ同士の注文のやり取りや、お客への挨拶などの掛け声ふくめ、店内に活気がありました。他にも店舗を構えているようですが、お勧めのお店です。

まぐろんちメニュー

二件目三件目におすすめ、「漬け物BAR 4328(清水屋)」@5番街

高円寺4328清水屋

ふらふらと5番街を歩いていると、他とは雰囲気が違い、落ち着いた店構えが気になって足を止めました。それがこちらの「漬け物BAR 4328(清水屋)」

カウンターにいた店員さんが、店前まで来て「どうぞ」と迎えてくれました。

ここは、昭和20年から続く老舗の漬物専門店「清水屋」が仕掛けた漬物バー。
清水屋は吉祥寺のハモニカ横丁の一角で営んでいて、バーは高円寺と吉祥寺にあるのです。

漬物バー清水屋メニュー

外にある番傘の席、カウンター席 靴を脱いだ畳の席
旅の途中でちょっと休憩したくなった時に立ち寄るお店といった印象です。

お店を変えてしっぽり飲みたいとき。まだ帰りたくないけどちょっと胃を休めたいとき。
ざわざわと人が多くて疲れちゃったときなど そんな二件目にお勧めです。
その証拠に、20時台にくるお客さんが多い気がしました。

4328定食

他にも居酒屋メニューはあるけど、胃を休めたかったので漬物だけ、、、のつもりがごはんとみそ汁も頼んじゃいました(笑) 漬物食べて胃がスッキリ。

飲み屋だけではない「元祖仲屋むげん堂」@2番街

仲屋むげんどう

インド・ネパール・アジア諸国の直輸入衣料雑貨のお店。
他にも数店舗あるが、本陣はここ!!!高円寺ストリート二番街入り口

むげんどう高円寺

高円寺といえば、雑貨や古着屋などが多く見ているだけでも楽しいし、価格帯がリーズナブルなのでちょっとした記念品やお土産にも最適ですね。

私は劇団員だった時代があり、衣装やそれに着ける装飾品探しのためによく利用したのが高円寺のお店たち。ここ、むげん堂では、少し現代離れしたような個性的なファッションのイメージを提供してくれるので大変お世話になりました。

むげんどうストール

ストールの種類がリーズナブルな価格でたくさんありますし、これだけ種類があったら人と被らないですよね。

お香

お香も何種類あるんだろうか?!税込みで95円!!気分に合わせて香りを変えられるけど、ホントに多すぎて選びたい放題でまた迷ってしまう。だけどお香の種類ごとに手書きの解説がついてるので参考にして選びましょう。

雑貨屋アクセサリー

アクセサリーの種類も豊富。

民族楽器

衣類や装飾品以外にインドのドラム「タブラ」や「ドーラック」などの楽器もあります。

商品の種類がたくさんあり、みているだけでワクワクしてしまいます。
その時のおすすめ品や限定物など、公式Facebookでチェックしてから行くのもいいかもしれませんね。

チカヨッテ横丁

むげん堂の建物の地下にもお店があります。

以前はラーメン屋が立ち並ぶいわゆるラーメン横丁だったのですが、いつの間にか変化してチカヨッテ横丁としてオープンしていました。
ここはラーメン屋だけでなく、タイ料理店、串カツ屋など、色々なお店がありますし、お昼から営業しているのでいつでも立ち寄れますね。

通路の左右にある提灯が、昭和の雰囲気を醸し出していてなにやらレトロで懐かしい雰囲気。
地上は若者が多いが地下は落ち着いた年齢層が多いイメージでした。

飲食店激戦区高円寺

高円寺は、チェーン店や個性的なお店が数多く並んでいます。
広いとも言えない地域の面積に沢山のお店があって、どこに入ろうか迷うほどに。

3年半高円寺に住んでいたのですが、その間にも、見かけるお店のラインナップがどんどん変化していきました。そして5年ぶりにゆっくりと高円寺を散策していたら、よく使っていたあの店や、いつか行ってみようと思ったあの店も無くなっていて少しさびしさを感じたと同時に、それでも変わらず生き残り続けるお店に懐かしさを感じたりもします。

高円寺に住んでいたころ、高円寺ストリート3番街から奥のお店に飲みには行かなかったので、どれだけお店が変化しているのか覚えていません。
でも、お気に入りの店や行ってみたい店があったら、早めに行ってみる事をお勧めします。

そして、ここに紹介したお店はほんの少しだけ。
なので一度足を運んでみて、高円寺ストリートを歩きながら気になるお店をはしごしてみてはいかがでしょうか?!

高円寺ストリート
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