いつもお店の前を歩くと七輪からの煙がくすぶり、お肉の焼けるいいにおいがする。お店の前には七輪がずらっと並んでいてとても気になる存在でした。
立石ホルモン七りん半!スタミナをつけたいときにオススメです。では、炭火焼き肉焼いちゃいましょう。
立石で人気の焼き肉屋さん
京成立石駅から徒歩3分。
立石駅通り商店街のアーケードを抜け信号を渡った奥戸街道のバス停の真ん前にある店です。
お店こじんまりしていて、雰囲気はどこかアットホームで昔懐かしい感じです。
壁にはレトロな柄のポスターが貼ってあったり、メニューが並んでいたり楽しい気持ちになります。
店員さんは顔見知りのお客と気軽に話していていました。
とてもフランクな雰囲気でリピーターが多いことがわかります。
注文は自分で紙に書く
注文は用紙に書いて店員さんに渡します。
最初わからず、店員を呼び止め注文しようとすると、「紙に書いてね。」と初めての客に教えてくれました。
追加注文の時もまた紙に書いて渡しましょう。テーブルに注文用紙や鉛筆が無い時は言えば貰えます。
お酒はヤカンで雰囲気を出そう
まずは乾杯ということでドリンクを注文です。
メニュー一面が全部飲み物というぐらい種類が多く、迷ってしまいました。
マッコリはカメやヤカンから生まであります。
鏡月やチャミスル、チョウンディもあり韓国焼酎好きも満足できますね。
私たちはヤカンでは飽き足らず、生マッコリのボトルまで頼んでしまいました。
マッコリや焼酎以外にも様々な種類のアルコールやソフトドリンクがあり、飲み目的でも利用できること間違いなしです。
豊富なホルモンも安くておいしい七りん半の焼肉
店名にホルモンと名があるように、ホルモンの種類が豊富です。ご存知の方も多いかもしれませんが、ホルモンは内蔵肉を指し、部位ごとに特徴があって楽しめるのがホルモンの醍醐味です。
例えば、マルチョウは牛の小腸でプリっとした食感が楽しめ、珍しいシビレは牛の胸腺で、フォアグラみたいな濃厚な感じです。
そして、七りん半はどれもお手頃価格!だから、普段食べない部位にも気軽にチャレンジできますよ。
また、赤身のお肉も美味しいんです。
ロースやハラミも絶品です。因みにハラミは牛の横隔膜。横隔膜は、呼吸をするのになくてはならない筋肉です。
流石筋肉!噛みごたえがあって美味しいです。
ここの特上ロースは、トモサンカクという牛の後ろモモの一部分です。
希少部位になりますが、脂がきれいに入っています。
煙ダダ洩れの下町焼肉
そしてお肉は、机の上に1グループ1つ置かれた七輪でお肉を焼きます。
煙が沢山でるのですが、それが排気管に吸い込まれて行かず、あたりに流れてしまうのも下町らしさ。
七輪で焼く醍醐味を味わえます。
七輪ごしにお肉を焼きながら、おしゃべりをしてお酒を飲んで美味しく楽しい時間を過ごせます。
七輪の炭火で焼くと焼肉が美味しくなるワケ
七りん半は七輪での炭火焼肉のお店です。
七輪の炭火で焼くと美味しいですよね。それにはきちんとした理由があるんです。ちょっと解説します。
まずはガスの火と炭火で比較してみますね。
ガスで焼いた場合
ガスの火だと水分を含んでしまうので、食材にも余分な水分がいってしまうんです。
また、遠赤外線が少ないのでまず空気が加熱され、高温になった空気が食材を加熱するので炭火よりは温度が低くなります。
炭火で焼いた場合
炭火は、水分が発生しないので、余分な水分を食材に与えることがありません。そして、炭火は遠赤外線を多く放つことによって周りの空気でなく直接お肉を加熱してくれるのです。
さらに、ガスより高温かつ短時間で焼くことができるので、お肉の表面がしっかり焼けて旨味が逃げていきません。
また、七輪には珪藻土つまりセラミックが多く含まれます。
そのセラミックは熱が加わると遠赤外線が発生するので、炭とあわせて相乗効果大でお肉が美味しく焼けるのです。
ガスでも美味しいお肉は充分美味しいのですが、炭火にすればますます美味しくいただけます。
七りんを用意し管理するのはご家庭では難しいことが多いので、炭火焼肉店ならではですね!
珍しい桜ユッケも食べられる
ユッケも食べることができます。桜は馬肉のことを指すので、馬肉のユッケです。
人によっては食べることをためらうかもしれませんが、赤身のお肉は癖がなくて病み付きになります。
混ぜると黄身がねっとり赤身肉に絡み付き甘めのタレと相まって、まろやかな味です。
ユッケ初チャレンジの方はあえて桜ユッケにチャレンジしてみるのもありかもしれません。
店員さんの気遣いも嬉しい
私たちが行った時、はじめは混んでいて相席をしていたのですが、他のテーブルが空いたら、「こっちのほうが広いし、入口の近くで涼しいよ。」と場所を移動させてくれました。
今のご時世ですと、密を避けられますし、何より入口近くで風が入って気持ちがいい。
直ぐ気付いてお声掛けしてれた店員さんに感謝です。
シメのご飯までしっかり食べましょう
ご飯片手にお肉を食べるのも最高ですが、〆に炭水化物を摂取したいという方もいるかと思います。
〆は一人ずつ食べたいということで、連れと石焼ビビンバと麺類を一人ずつ食べたら、お買計の時に「食べ過ぎだから運動しなよ」と言われてしまいました。笑
いや、その前から沢山食べていたんですけどね…
一人ずつ食べなくても、お取り皿貰えます!
他にもクッパやラーメン、うどんもあり、
白米派の方にはスープ系もオススメです。
石焼ビビンバ
やけどに気をつけながらガッツリ混ぜて食べます。熱々でおこげもできて美味しい。
納豆、明太子、チーズなどトッピングも追加で選べます。
炎のビビン麺
真っ赤なビビン麺です。
辛さも選べるのですが、あえて辛さ希望伝えず頼んでみました。でてきたのは真っ赤なビビン麺。
辛いタレの中にもほんのり甘さがあって食べやすい。辛すぎることなくガツガツ麺を食べられます。
少し口が辛くなったらスイカをかじると口の中に甘さが広がります。
ビビン麺は麺もモチモチしっかりしていて食べごたえ充分!焼肉を食べた後でもスルッと胃に滑り込んでいく美味しさです。辛いのが好きな方はより辛く調整するのもありかもしれません。
肉弁当のテイクアウトも出来る
美味しいお肉やビビンバをおうちで食べたいという方にはテイクアウト弁当があります。
都心で購入したら2,000円越えてしまうのではないかという焼肉弁当が、ここでは1,000円前後でいただけます。
では、実食したお弁当をご紹介です。
こちらは、ビビンバ弁当と上ハラミ弁当。
ビビンバ弁当には韓国海苔もついてきて、ビビンバに海苔をまぶして食べることができます。
ハラミ弁当にはキムチもナムルもついていてボリューム満点。もちろんタレ付き。このキムチやナムルも美味しいんです。キムチはほど良い辛さの漬け具合、ナムルも口がさっぱりするけれどきちんと味もついています。
続いて、別日にいただいた特上ロース弁当。大きなロース肉がご飯を覆っています。
付け合わせの種類が若干変わり、お肉にあらかじめタレで味がつけられています。
そんなお弁当の変化も何度も食べることによって見つけられていいですよね。
お弁当を待っている間も「お待たせしてすみません、もうすぐできます。」等店員さんがお声掛けくださり、心遣いに恐縮です。
店員さんが頼んだ後にお肉を焼いてくれるので、待ち時間を短縮したい方はあらかじめ電話でオーダーしておくといいかもしれません。
韓国焼酎をはじめお酒もたくさんあるし、美味しいお肉も食べられるアットホームな雰囲気の店七りん半で食べて飲んで楽しんじゃいましょう。
お肉とお酒で元気をいただき次の日からエネルギッシュに過ごせそうです。
店舗情報・アクセス
住所 | 東京都葛飾区東立石4-49−7 |
電話番号 | 03-3697-4129 |
最寄駅 | 京成立石 |
営業時間 | 17:00~23:00(L.O.22:30) |
定休日 | 火曜(祝日を除く) |